2016年10月29日土曜日

先生の作品ー6

先生のボウタイのシルクトップスです。ラグランスリーブで寸法の大きな人も、着やすくスリムに見えます。黒の楊柳のウール地で仕上げた、たっぷりとしたシルエットのパンツも併せてオーダーを受けたものです。

先生の作品ー5

 
先生のオーダー制作のシルクトップスです。襟のラインがアクセントです。第一ボタンを開けると印象が変わります。胸まわりの大きな方も、細身の美しいシルエットに仕上げることができます。
 
 
 
 

2016年9月24日土曜日

生徒さんの作品

ラグランスリーブのフレアートップスです。肩にダーツをとることで、エレガントなラインとなります。綿のボイルの生地を使っています。

2016年4月21日木曜日

2016年4月5日火曜日

JICAから依頼を受けて、アフガニスタンの女性の職業支援活動


アトリエモリタ洋裁教室の森田みどりは、JICAから依頼を受けて、アフガニスタンの女性2人に職業支援として洋裁を教え、その様子がmonthly Jica(2007年12月号)および、世界各国のThe Japan Journal(2009年4月号)に掲載されたことがあります。


下記は、The Japan Journalの記事の日本語訳です。

    平和に向けて

千葉県流山市にある裁縫学校でセディカ・ニャジさんとファティマ・アハマドさんに縫製技術を教える森田みどり氏。この2人の生徒は日本のNGO「きぼう」によって運営されているカブール市内の学校に通っている。

パレスチナ、アフガニスタン、イラク・・・。世界のいたるところで紛争が起こっている。しかし、戦禍が止むと、それぞれの国々は荒廃した国土の復興という問題に直面する。日本は自らを"平和を希求する国家"と呼んでいるように、世界中で平和と安定のための牽引役として各方面で貢献している。JICAやさまざまなNGO、ボランティア達は皆、紛争の回避や平和の維持、復興の支援などの平和に向けての活動を世界のいろいろな場所で繰り広げている。

「さあ、型紙に沿って切ってみましょう。ここは布地の右側でしょ。そうね、チョークで印を付けておくというのはいい考えね」。

森田みどりさんの元気な声が2人の女性に向けられる。スカーフをかぶった彼女たちは真剣なまなざしでオーバー作りに励んでいる。森田みどり先生は東京郊外の千葉県流山市で洋裁学校を開いている。その2人の女性はアフガニスタンの首都カブールで日本のNGO「きぼう」が運営しているカブール・スクールの教員だ。JICAの協力を得て洋裁の技術を学びに日本にやってきたのは昨年の12月。彼女たちはJICAの研修生として3か月間森田先生の個人指導を受けた。
一日最低5時間、3か月で1着のコートともうひとつ希望する洋服を縫い上げる技術を学ばなければならない。森田先生は洋裁を教えて50年以上の経験をもっている。カブール・スクールの教員を教えるのは今度が2度目。何枚もの型紙が作業台の上に置かれている。それらには「コート」「ドレス」「生地」などの洋裁の基礎的な単語が日本語と彼女たちの母国語であるダリ語で書かれてある。森田先生は通訳なしで身振り手振りを交えて教えるときにこれらを使うのだ。「アフガニスタンにいるたくさんの女性達にここで習った技術を広めてほしいから」。
参加者のひとりであるセディカ・ニャジさんは6人の子どもの母親だ。彼カブール・スクールで裁縫とともに読み書きを教える教師でもある。「たくさんの人たちの協力があるからこそここで学べているんだと思っています。そうした人たちみんなになんてお礼を言ったらいいかわかりません」と彼女は言う。もう1人の参加者のファティマ・アハマドさんはカブール・スクールで裁縫とニット編みを教えている。コートを縫い上げたら、今度は自分のウェディングドレスを作りたいと思っている。「カブールはまだ危険な場所なので、学校に通うときは怖い思いをします。でも、ここでは安心して学べます」とアハマドさんは語る。「祖国に帰ったら森田先生のように愛情深く教えられるようになりたいです。そして、たくさんの生徒たちが洋裁で生計を立てられるようにしたいです」。

2016年3月12日土曜日

先生の作品-4

先生のオーダースーツです。
爽やかな色合いが春先にちょうど良いデザインです。
肩のタックから腰へ繋がる布の流れが、凛とした印象です。
ストールを巻いて、変化を楽しめます。